出張ホストは自分で営業をして自分で仕事をする個人事業主です。
お客様と会っている瞬間は一人なのでトラブルに巻き込まれることもあります。
そんな時はどうしているのでしょう。
やっぱり多いお金のトラブル
仕事をする以上、一番避けたいけれど、回数も被害も大きいのがお金に関するトラブルです。
どんなものがあるのでしょう。そして解決策を紹介します。
お金を払う前に逃げられた！
これは後払いを選んでいた出張ホストの例です。
食事デートを希望されたお客様と二人で小綺麗な居酒屋にいました。
そろそろ時間が終わりに近づき、お客様が「お手洗い行ってくる。そしたら出ようか」と言って伝表とカバンを持って席を立ちました。
支払いもついでに済ませてきてくれるのだろうと思って席で待っていましたが5分ほど経っても戻ってきません。
もちろん、トイレには誰もいませんでした。
店員に聞くと会計は済ませて行ったとのこと、さすがにお会計まではと思ったのかもしれませんが、これでは普通に食事を奢られただけです。
もちろん、その後は連絡が取れなくなりました。
この場合の対処方法は待ち合わせ直後にその日のプランを確認し、先払いにて清算してしまうことです。
もし延長やサービス内容に変更があり、追加料金が必要な場合はその都度先払いにて清算します。
あまりにも現実を突きつけるようで気が引けると思ってしまうかもしれませんが、お金を払わずに帰宅される心配はなくなります。
また電話やチャットでのサービスで後払いや夜間の振込みの場合は、かなり多くの人がお金を払ってもらえないというトラブルに巻き込まれています。
実際に会わないままサービスを提供するのであれば、きちんと話し合い、先払いにて清算した方が良さそうです。
待ち合わせに来ない！
時々あると言われていましたが、実際にこうなると驚きます。
駅での待ち合わせでした。
いつまで経っても来ないので連絡をしてみると、数時間前まで使えていた連絡先が急に使えなくなっていました。
いわゆる冷やかしだったのか、待ち合わせまで来たけれど好みではなかったのか分かりませんが、4時間という長めの時間だったので予定も収入もなくなってしまい本当に困りました。
この場合は先に顔写真などを送ったり、こまめに連絡を取って安心していただくことや、できれば先に振込等をしてもらって対応することができます。
待ち合わせに来ないというのは「契約不履行」にあたりますので厳密に言えば好みでなかったとしてもキャンセル料等が発生するのですが、個人同士の口約束ですし、そういう取り決め自体もないので、請求は難しいかもしれません。
せめて一言、お断りの連絡を入れてほしいものですね。
支払ってはくれたけど、お金を抜かれた！
出張ホストでいる限り、お客様と二人きりの空間で過ごしたりすることは当然です。
ですので肌身離さず貴重品を持って歩くというのは不自然で難しいことなのです。
この状況を利用してお金を抜いて行くお客さんに時々出くわします。
もちろん先払いで清算してもらっているし、自分はほとんどお金を持たずに家を出ていたので被害は最小限でしたが、悲しいトラブルでした。
¥1000だけ残してあったのは帰宅の交通費だけはということだったのでしょうが、なんかおかしいと思いました。
この場合の解決策はお客様と離れないか、貴重品と離れないかのどちらかです。
常にどちらかと一緒にいれば良いので、臨機応変に行動しましょう。
また、この場合お金以外のクレジットカードや身分証明証をみられたくないという場合もあるでしょう。
ICカードを含むすべてを持たずにお客様と会うのが安全です。
交通費なども現金で支払ってしまえば問題ありません。
飲酒が関わる場合は本当に肌身離さず身分証明証を管理しておきましょう。
どこまで行っても出張ホストとお客様の関係で、他人としての一定のラインは保った方が安心です。
出張ホストなら自分で身を守れ！
出張ホストSWEETでは上記のようなトラブルに対し女性の利用者へ規約を設けています。
一度確認してみましょう。
しかし、出張ホストは自分で自分の身を守る努力をしなくてはいけません。
多くの体験談を参考にどうしたら安全に仕事ができるのか、自分で考えてみましょう。
出張ホストSWEETは警察署に届出をした上で、厳正に運営をしています。
万が一被害に合われてしまったときには、後ろめたさを感じずに、毅然として被害届を出して下さいね。
※もちろんのことですが、被害だけでなく、くれぐれも加害者にはならないようにしてください。
